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秋ドラマ最終回まとめ

いろいろ終わってしまいました。楽しい時期でした。


・逃げ恥

 初回から視聴率が伸び続けて話題になり、最終回は20%越えでした。
 めでたしですね。内容も素晴らしかったと思います。
 いろいろ意見は交わされてるみたいですけど,私はお腹一杯満足です。
 なのでロスではありません。

 ラブコメなんだから、両想いになってやってしまった後は、
 もう戦後処理みたいなものだと思うんですが、
 その部分こそがこのドラマのキモでした。多分。

 家事が無償か有償か、愛情の搾取なのか、そのへんは問題提起だけで、
 突き詰められることなくうやむやだったかもですね。
 結婚生活は晴れの日ばかりじゃなく、雨や雪や嵐の日もあり、
 それらすべてを解決するのは結局は愛なのだと、そういうことですかね。
 TVドラマでラブコメなんだからこれでいいと思います。

 前半は、雇用関係から共同経営者になることでの試行錯誤。
 真田丸のパロディは笑いましたが、3回目にはしつこいと感じた。
 今まで女神のようだったみくりちゃんが余裕をなくして感じ悪くなり、
 見ているほうも結構しんどい展開でしたが、ここは耐えて乗り切りませんと。
 最終回は、ひらまささんの成長ぶりに驚嘆させられる話でもありました。
 それは今までの、みくりちゃんの頑張りの積み重ねでしたね。
 
 シビアにみてしまえば、ああなったらもうこの関係は破たんだなと思えた。
 一緒に暮らすことで、ひらまささんにもう何もメリットがない。
 少しばかりの外貨を稼ぐために、家事は分担させるし自分の担当も手抜きだし、
 その上不機嫌になって攻撃してくるとか。(←最もアカン。これさえなければ)
 自分が炊事担当なのに総菜で済まそうとしつつ相手に一部を背負わせたうえ、
 米が炊けてないことで鬼の形相になるなんて。冷凍ご飯を常備しておこう!!
 対価のある仕事だとこだわるわりには、質が悪すぎると思う。
 こんなおよめさんイヤだわ。

 ひらまささんはもう彼女を家から出して、恋人として休日だけ遊んで、
 ほかの家事代行を頼んだほうがいいんじゃないかと思いました。
 そのほうが楽しいしめんどくさくないし、お金もかかりません。
 みくりちゃんは困るかもしれないけど、ひらまささんは困らない。
 
 それをしないで踏みとどまるとしたら、それは愛ですよね。
 ひらまささんこそ、愛情を搾取されてんじゃねえかと思いつつ、
 そこは置いといて。

 最終回は、すべての人がハッピーエンドなのが何より良かったです。

 「小賢しい」の呪いを解いてくれるひらまささん、
 「ありがとう大好き」のクライマックスハグ。

 日野さんは一番ふつうにお幸せでした。みくりちゃん達とも会えた。
 奥さんかわいい!!と思ったら、リアル奥さんだそうで(笑
 私、名前は知ってたけど顔見てもわかりませんでした。微残念。

 ゆりちゃんと風見くんも、ハッピーエンドで良かった!
 ポジモンが最後にいい仕事してくれました。
 「会えなくて寂しかった」のゆりちゃんがかわいくて感涙。
 でも、風見がおっさんだから普通にお似合いに見えて障害は感じなかった。
 イケメンじゃないっすよね。顔でかいしガタイもしょぼいし。ごめん。
 ヤツが出るから次のドラマも見よう、とは思えない。ごめん。

 沼田さんと梅原くん。スーパーサプライズだろ!!
 この伏線と回収はお見事でした。そして一番感動しました。
 沼田さんが一番、しあわせへのハードルが高いと思ってたので。
 沼田さんよかった!(涙  そして梅原くん、今思うとなにもかも!(笑

 私は姉ほどみくりちゃんに入れ込んでなかったので、
 「それでいいのかひらまささん」とじゃっかん思いますが、
 ひらまささんがいいんだからいいんですね。彼らは唯一無二の好相性。
 おめでとう!!楽しませてくれてありがとう!!

 というわけで、最終回を迎えたのでやっと原作解禁となり、 
 電子で大人買いしました。
 原作はまたちょっと趣が違い、これはこれで面白いです。
 余裕があったら別個で感想を書きたい。


・真田丸

 49話で泣いちゃったので、最終回もタオルを握りしめて待機。
 でも、泣く局面はありませんでした。普通に穏当に終わりました。
 かといってつまんなかったわけではなく、これも良い最終回でした。

 突っ込みどころは満載で、それは楽しいことのほう。
 
 お兄ちゃんと本多様の偶然の同宿。ダメ田十勇士!!

 食堂の爺さんスパイが露見、串焼きの串で自殺?!ええ!?
 あんなんで死ねるの!?と思っってたら死んでなくてもう一段の大活躍。
 そこは面白かったけど、動機が、娘が手籠めにされてって・・・
 なんか唐突じゃね?コヒさんそんなにケダモノっぽくなかったような・・。
 伏線一本欲しかったなぁ。まぁでも良し。爺さん、大物オーラありました。

 作兵衛は弁慶のような見事な散りざま・・・と思ったら、
 野っぱらの戦場から次の場面で城内の自分の畑へ瞬間移動。
 どうやって来たの!?けっこう撃たれてなかった!?丈夫すぎない!?
 私、この俳優さん好きなんで注目してたけど、感動的かと思ったら笑っちゃった。
 
 その点では、内記はベタなくらいよかったですね。この爺さんも好きでした。
 お館さまの位牌を持って歩いてたのかってのはあるけど、キレイな逝き方でした。

 三十郎のラストシーンは、一番揺さぶられました。危うく泣きそうだった。
 姉は号泣したそうですわ。つらいだろなー。

 家康の伊賀越え再現は笑いましたが、
 最後の信繁との対峙はファンタジーでした。それはそれでよし。

 佐助55歳も良し。

 最後、淀や秀頼、BBAはどうなったのか。知らん人は知らんでしょうに。
 紀行で自刃について触れられていましたから、それでいいのか。

 大助ときりちゃんの行方は謎のまま。
 ついでに言えば、信繁の生死も不明のまま。それは希望につながるの?

 佐久間象山オチは、ちょっと笑っちゃうかなぁ。

 いろんな意見があるでしょうが、私はたいへん面白かったです。
 1話も逃さずに見た、空前絶後の大河かもしれません。感謝。
 
 来年も、とりあえず見てみるつもりですよ。



・ヨシヒコ  ⑪⑫

 11話は、とってもRPGっぽい楽しいオフザケ。笑える。

 最終回も楽しかった。7人の玉人は合成。いいんじゃないか。
 3つの扉も爆笑だし。フランダースの犬とエヴァ。ヒドイ(笑
 最後は電車男みたいな。そしてループ。
 シリーズの最初に戻る、というのは・・・禁じ手のような、永遠のような。
 3人の人生は、あのままループだけなのかしらん。微妙にせつない。

 ・・というわけで、たぶん私は味わい尽くせてはいないと思うけど、
 それでも尚、まことに面白かったです。

 続編はもうないかもしれないし、やろうと思えばいくらでもやれちゃいそう。
 忘れていて、もしまた縁があったら喜ぶ、くらいの気持ちでいようと思う。


力尽きてしまったので、これ以外の端切れと今年の総括について、
あとでまた、書けたら書いておきたい・・けど無理かもしれない。  

by michiko0604 | 2016-12-25 16:30 | TVドラマ | Trackback