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冬ドラマ下旬(謎)メモ

・カルテット ⑦

 詳細書くと大長文になりますね。今回も素晴らしかったです。
 家森さんボブスレーのスペクタクルとか、ありすちゃんホラーとか、
 ドライブテクとか別府さんの裏返るSOSとかタンクトップとか、
 それぞれ触れるととんでもないので、涙を呑んで割愛。
 とりあえずすずめちゃんは本当にかわいい。

 マキさん夫婦の終焉をじっくり。隠しテーマは巻き戻し。
 いろんな解釈あると思いますが、自分の受けをメモ。
 
 真紀さんは、ずっと夫さんが好きで待ってたんでしょうけど、
 どこかで整理整頓は進んでたんじゃないのかなと思った。
 あとは蓋を閉めてカギをかけるだけ。またはゴミ袋の口を縛るだけ。
 何もわからないことが、一番苦しい。フェードアウトって許せん。
 夫さんの言葉が、最後の1歩を進める。

 おでんを食べながら、夫さんから前向きな愛の言葉を聞けたら、
 まとめた中身はまたまき散らかして、愛の暮らしを始めたかも。 
 やっぱりできればそうしたかったかも。
 夫さんがほんとに自分のところに帰って来てくれたなら、
 殺人だって一緒に引き受けられた。めっちゃ愛してた。

 (でもそうなったとしても、どこか傷付いてて許せなくて、
  先の暮らしのどこかでなんらかの仕返しをしたのではないか。
  これはちょっと穿った見方で、私ならそうするってことかな。怖)

 でも夫さんからの言葉は、絶望的な別れだった。
 なんとなくそれが予想通りで、聞くのが怖かったから、
 最初、さえぎってゆず胡椒を取りに行ったんではないのか。
 KYとかじゃなくて。聞いてしまったら本当に終わりだから。

 だからもうそのあとは、真紀さんにとっても終わったんだと思う。
 指輪を外し、自首の前のハグを断り、別荘に戻り・・
 真紀さんの目に涙はなかったけど、心にももうなかったと思う。
 憑き物が落ちたように冷めている。
 夫さんは、執行猶予ですぐ世の中に戻ってくるような気がするけど、
 もう始まるものは何もない。何もかも終わった。
 真紀さんてそんな人のような気がする。

 詩集を暖炉にくべるのは、そりゃもうそれしかないだろと思えた。
 というか、それで失火して別荘が焼失しちゃうのかと思った(笑
 そんなことは起こらなかった。

 今回は泣きながら見ました。
 思い込みで恐縮ですが、真紀さんって自分と似てると思いました。



・タラレバ娘

 楽しく見ていますが、原作読んじゃったことは、やっぱり失敗。
 ドラマを楽しむうえでは、てことですけど。

 あの仕事を紹介するのって、なんでキイ君から変えたんだろう。 
 あの話好きだったんだけどな。キイいいヤツ!ってなるのに。
 ほんともう、早坂さんでいいじゃないですか。

 元妻さんの職業を変えたのは、まあギリ許せる・・か。
 24歳医師1年目で主治医はやっぱりナイだろうな、とは思う。
 主治医じゃなくてもやりようはあるだろ、とも思うが。
 やっぱり許せんか。キイの長いこじらせが伝わらん。
 
 まぁ、ドラマは別物。気楽に楽しもう。

 「産後クライシス」については、
 自分から遠いこのドラマの中では唯一身近なので、興味深く見ました。

 (幸いにして、自分には起こりませんでしたけれども。
  新生児と暮らす時間は、確かに24時間軟禁で地獄のようでしたが、
  それを上回る幸せがあり、実家の親の助けもあり、
  子ども達は健康で、煮詰まるまでには手がかからなかったし、
  夫はいろいろ問題あっても、子どものことは大好きな人でした。
  でも、一歩間違えばママが病んで壊れることは、実感として共感できる)

 産後クライシスって、産後の修羅場で夫が全く協力しなかったために、
 夫婦間が長期にわたって致命的に壊れることを言うのかと思ってた。
 そうではなく産婦の育児ノイローゼ的描写で、シンプルと言えばシンプル。
 むしろ、壊れたのは新米パパの丸井の心かもしれないと思えた。

 もともと家事が苦手だったところに、新生児という大クラッシャー出現で、
 妻大パニック。日常生活も大パニック。仕事で疲れて帰って来ても大修羅場。
 悪夢のようなの日々がようやく落ち着いたところで、
 もうひとり欲しいという妻の希望。またかと思えばうんざりかもしれない。
 実家に帰したくなるかもしれない。

 「僕の思ってた幸せとは違った」
 ・・という夫のつぶやきは、真実なのだろうなと思えた。
 「クズ。だけど正直で可愛い」
 という恋人の独白も、無念ながら理解できるところがあった。

 これは漫画の話であって、ドラマは深くは触れられません。
 夫はドクズだし、不倫女も何様に見える。
 ちょっとでも不倫男に理由を与えると、不倫推奨ドラマと言われて、
 いろいろめんどくさいですからね。これでいいです。

 この先もそれなりに楽しみです。



・3月のライオン⑲⑳

 そうか、前半があんまり面白くないと思っていたのは、
 原作のほうも、序盤はそんなには面白くなかったからだったんだな。
 
 後半の主役・島田さんの描写。怒涛の宗谷島田戦。 
 涙なくして見られない。マジで。

 三木眞一郎さんという声優さんは、自分が若いオタクだったころから
 何度も聞いた名前なんだけど、なんとなくご縁が遠いままで来ていた。
 声を聴いてもぜんぜんピンと来ないし、代表作も浮かばない。
 島田さんに合うも合わないもわからずに。
 でも。
 
 絵はやっぱり、原作が素晴らしいです。
 20話など特に、今期のクライマックスであるはずなのに、
 作画がちょっと不安定じゃないか、もう少し頑張ってと不満。
 れいちゃんが最後に起死回生の角を差すところも、
 もう少しわかりやすく演出できないものかと思った。

 それでもなんでも、ここ数回は、絵が動き声が乗ることで、
 原作が命を吹き込まれた、という感覚が迫ってきた。
 島田さんのモノローグ全てで涙が流れた。素晴らしい回でした。

 20話はエンドカードも最高。毎回豪華すぎ。
主題歌も良いです。特にED。バンプに負けてない。

 あと2回。ここへ来て、終わるのがものすごく惜しくなって来た。
 第2期お願いできないでしょうか。ぜひぜひよろしくです。平に。



そのほか。

・大河はまた頑張って追いつきました。
 半ドンの日に、昼ご飯を食べながら録画を見るのが習慣に。
 意外に面白くなってきた。検地の回良かった。
 不妊様の回は「これはひどい」と思いながらもあるあるかなと。
 ただ、遡って子ども回を見た時は、あとから見て良かったと思った。
 順番に見たら、ここで挫折してたかも。

 今までまったりでしたが、桶狭間が起こって風雲急を告げ、
 ドラマも緊迫する気配です。どうなっていくんだろうか。


・ブシメシ

 全8回見終わりました。他愛のない話でした。
 30分だから何とか見られた。
 瀬戸君はけっこう面白く、沙保里は学芸会過ぎでした。


・精霊の守り人

 前回の煽り「高良健吾が鈴木を吊るし何とかを誘惑」みたいなのを見て、
 完全に引きました。もういいや頑張って見ようとしなくても。
 これでいったい何を釣ろうとしていたのだろうか。もういいわ。


・おじ松(違

 寺島さん回を見て、思ったより面白くない。。と思いかけたけど、
 おじ松でコラボを見てしまいましたので、まだ切れないわ。
 もう少し置いておこう。


こんなところで。

by michiko0604 | 2017-03-06 23:33 | TVドラマ | Trackback