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Fグループ終戦

強かったですねぇ、ブラジル。本気出した一流国の、真髄を見せつけられました。
ノーガードの打ち合いを挑む以上は、ある程度大敗も覚悟の上なわけで、
まさに当たって砕けたって感じ。玉砕。木っ端微塵。完膚なきまでに叩きのめされた。
とはいえピン芸人的(違)竹野内豊似の超一流選手を要したウクライナや、
どう見ても日本より強かったアメリカでさえ、この大会で惨敗といえる試合をしているし、
地域枠で実力差のあるチーム同士が戦うという前提以前に、珍しくもないことだろう。
W杯は、出場できるだけでも大変なことだ。それで満足という意味ではなく、尊いということ。
これが日本の実力で、これが世界のトップとの差だということ。
それが誰の目に明らかになったのは、良かったんじゃないかね。
日韓大会をベースに、それ以上の成績を要求するのは、はじめから無茶ではあった。
前回はバリバリホームだったし、対戦相手には悪いが、一流とは当たらないままだった。
世界のトップとはまだまだ差があり、それをすこしずつ詰めている。
決勝にいけるチャンスは確かにあったけど、それを器用に掴むことはできなかった。
でも結局日本には、その資格、と言って悪ければそれに足る実力が、まだなかったのだ。
自分の立ち位置を直視し、現状を正確に把握する良い機会だったのだろう。
日本代表は、これからも愛してるし、これからも応援する。当然だよな。

個人的には、巻を見られたので良かったですわ。結果は出なくても。
2トップが玉田と巻とは、ジーコさすがに怒ったんだな・・・(苦笑)。
「おい~巻、ライン見ろよ~」みたいな場面は続出、オフサイドかかりまくりだったけれど、
誰を出しても勝てない以上、一所懸命な人を見るほうが、気分もいいし、気も済む。
何がなんだかわからないうちに終わったかもしれないが、それでも悪くはなかった。
これから、代表に呼ばれ続けるのかはわかんないけども、暫くはおっかけたいな。

ねむた。グループH見たいけど、さすがにむり。寝よう。
私にとって史上最高の選手、ジダンは、もう輝きを喪ってしまったんだろうか。
世間一般の多くの女と同様、私もハ○の人とデ○の人が苦手だが、
ジダンだけは○ゲでも良かった。ものすごく愛してたし、ものすごく美しく見えた。
侍女に雇ってもらって、夜な夜なビロードの布で頭頂部を磨かせて欲しいほどだ。
私のような素人のオバサンにでも、ゴールではなくドリブルやパスのワンプレイが
人の心に深い印象を穿つというサッカーの醍醐味を、見てわかりやすく焼き付けてくれた、
自分の素朴な目が納得した、世界一の「ファンタジスタ」でした。
でも、今大会のジダンは、既になんだかくたびれていて、とても普通の人になってしまった。
今日の試合には出られないし、フランスはあるいは前回同様予選で姿を消すかもしれない。
明日の朝には、それが決まっている。
同じように、私にとって唯一無二の韓流スターである、アン・ジョンファンの運命も、
明日の朝には決まっている。
決勝トーナメントは、気楽に気ままに純粋に、ワールドクラスのハイレベルなプレイと、
いろんな意味でごひいきな選手たちの活躍を、追っかけて楽しもうと思う。
というわけで、オヤスミナサイ☆
by michiko0604 | 2006-06-24 01:22 | スポーツ観戦 | Trackback