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TVアニメ「おおきく振りかぶって」 第11話

今日はイベントがあって、雨が降らなければ仕事休んで出かけるはずだったけど、
雨天順延になったので普通の日。ちょっと残念。
でも、普通に帰ってきて「おお振り」のビデオ見ながらインゲンの煮物で昼ごはん、
普通の中では最上級のしあわせ日でもありましたね。庶民庶民。

というわけで今回のおお振りは、夏の大会の抽選会。今回も熱いですよ!記事が!(ぇ
原作では結構さらりと読んじゃったシーンなんだけど、
今回は絵も安定してとてもきれいで、ツボが強調されててすっごい良かったですね。
三橋くん、超可愛い。作画監督さんがメインの人なのかな?特に調べないけど。
「ああ栄冠は君に輝く」は、やっぱり来ますねえ!欲を言えば歌も入れて欲しかったけど、
一番をたっぷりフル演奏。昔はそらで三番まで歌えた、特別な歌。高校野球だ~☆

クジを引く花井くんの、緊張とはかない画策、その惨憺たる結果(笑
ここは原作よりよかったくらいかもしれない、わかりやすくて。
花井君くんだけでなく泉くんの表情で、いかに状況がやばいかギンギンに伝わったし。
そして最初の衝撃が去った後の、現実的な打開案。夏が始まるぞ。

そして、予告で、
「なんだこのデッサン狂った不細工な三橋は。似とらん。来週もヘボ絵か?」
・・・とオバサンをがっかりさせた金髪少年のアップは、初登場のハマちゃんでした。
ハマちゃんならよし、ノープロ(笑)。そうなれば似てるし、不細工でもなし。
応援団のエピソードも、熱くて良いですよね。また来週も楽しみ。

かなり高品質だった今回に、あえてケチをつけるとすると、ちょっと細かいけど。
「お腹下して駆け込んだトイレで,紙がない、なんてことになったら、
 かなり極限状態の大ピンチのはずなのに、栄口くんの声優さん、余裕ありすぎ」
そしてこっちはもっと強く引っかかったけど、
「ハマちゃんって人は三橋くんにとって、ものすごく大きな存在のはずで、
 気づいた後には、もっとリアクションが激しいはず。普通すぎ」ってとこかな。
いつものきょどった笑顔で立ち尽くすだけだったけど、
あれじゃあ次回の大泣きに繋がらないと思うんだが。うるさくてすいませんね~。
でも、体温が伝わるほどのリアルで細かい感情描写が、魅力のひとつだと思うんですよ。

そして今回、大きな設定のひとつが、突然心から納得行った。
榛名くんの、一試合80球の球数制限のこと。
その話聞いたとき、彼の自己中心的なオレ様ぶりがよく表現された設定だとは思ったけど
その時阿部くんが言ってたとおり、プロだって球数は目安でしかなく、
臨機応変に対応されるのは自明の話で、厳密にその数で降りちゃうなんて、
随分極端で、現実的ではないな、て、受け入れはしても納得はしてなかった。

でも、彼が三橋くんに「怪我でもさせたか?」と、ヒヤリとし、
とっさに大事な利き腕が出てしまい、手をつかんで立ち上がらせたときに、
「ああ、この子にとって『ケガ』の意味は、普通よりはるかに重大なんだ、
 ケガをしたことは、身体だけじゃなく心にも大きな傷になってたんだ、
 『80球』は、強迫観念に近いのかもしれない。
 それ以上投げたらケガをする、というタブー意識が、理屈でなく染み付いてるのかも」
・・・と、彼に対する突っ走った理解が、光速で駆け巡ってしまった。
いや、そういうことなのかどうか、ほんとのところはわかんないですけど。

漫画の設定でこんなに熱く語ってしまうあたり、さすがに恥ずかしいですが(笑)。
タブー意識を乗り越えて、81球目を投げる榛名くんが見たいですねぇ。
それはきっと、西浦高校との対戦なのではないかと。
by michiko0604 | 2007-06-22 22:01 | アニメ | Trackback