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増殖因子

ついに発見いたしました。

斜め後ろの家は、今は殆ど空き家状態で草ぼうぼうなのだけど、
どうもそのあたりが嫁のアジトになっているらしいのは、前々からわかっていた。

で、今朝のこと。、うちでいつものようにあつかましく朝飯を済ませた嫁が、
その庭でくつろいでる様子なのを見かけたのだが、
どうも何やら毛皮状のものによりかかっているような気配。なんだあれは。
嫁よりもひとまわり大きいくらいのボリュームだったので、うちの猫か?と思ったのだが、
なんだか毛の色が違うような気がして、念のため、名前を呼んでみた。

と、振り向いた嫁の腹の下で、毛皮は、もさもさもさっと動いたかと思うと、
あっという間に4つに分裂し、草むらのさらに奥に向けて、
ものすごい勢いで走り去っていった。

ああ、やっぱりいたんだ。仔猫だ。4匹か。

今日仕事から帰って、こそっとギリギリ近くの遠くからのぞいててみたら、
いた、裏の庭の草っぱらに、4匹かたまって。
母親そっくりの黒仔猫が1匹、あとは白っぽいシャム状が3匹。
うちの猫は、一見するとそこいらへんによくいる日本猫の雑種なのだが、
母親はシャムのハーフで、外見はまんまシャムだったので、
あれが全員うちの孫だとしてもおかしくない。

それはそれで喜ばしくもあるのだが、正直ちょっと考え込んでしまった。
食餌を与えるからには、嫁に関しては責任を取る構えがあるのだが、
そしてあちらにその気があるのなら、あの仔猫たちの面倒も見てやるのだが、
このまま無限に増殖されていっては、いずれ限界がくる。
そのためには、少なくとも嫁をつかまえて手術を受けさせたいけども、
今はまだ全然つかまらないから無理だ。

田舎だから野良猫には結構寛容だけど、やっぱり最低限、無責任なことはできない。
としたらできることはなんだろう。

もう餌を与えない。そしてうちの猫を去勢する。どっちも辛い。
去勢はもっと早くしなくてはいけなかったんだ。それもわかってるんだけど。

仔猫をみつけた嬉しさよりも、飼い主の責任に思いが行ってしまって、
ちょっとナーバスになってしまった。何も考えないで遊べたらいいんだけどなぁ。
by michiko0604 | 2007-10-04 01:22 | 猫とか生き物 | Trackback