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三面記事続報ぐるぐる

例の、友人の友人、所謂「W不倫」の彼女の話。
この話を引っ張るのは、話してくれる友人がとても心配していて、
メールが帰ってこないと「やけになって死んじゃったかもしれない」と動揺するほどで、
なんとかしたい、どうしよう、でも何もできない、という風に割と真剣に悩んでいるので、
一緒になって考えることが多くなって、以前より本気になってるから。
でも結局、ちょっと今は何もできないね、という結論になるのだけど。

少し前、連絡が取れなくなって「死んじゃったかも」と焦ったらしいのだが、
その時は、なにか感染症で高熱を出して倒れていたことが後で判明し。
それはそれで心配だけど、まぁ良かった、ととりあえず一安心。
で、暫くはおとなしく家で寝ていたらしいんだけど、動けるようになったら、
またすぐに彼氏の部屋に通い詰めるようになった由。
そしてある日、向こうの部屋で動けなくなって、泊まってしまったらしい。
そうしたら次の日の朝に、実家の親から携帯に電話があって、
「お姑さんから、嫁が昨夜帰って来なかった、と電話で言われた。
 お前はどれだけ親の顔に泥を塗れば気が済むのか、すぐに帰って謝れ」
・・と怒られたので、ムカついて、帰りたくないので今町を徘徊してる・・・
「っていうメールが今来た。どうしよう」・・と、むしろ友人がおろおろしていた。
どうしようと言われても。本人は、いったいどうしたいのか。

ダンナさんとお姑さんは、それでも、出て行け、というわけでもなく、
むしろ暫く家から出ないでおとなしくしてろ、というスタンスらしい。
それは温情なのではないかと外野は思ったが、本人は、
「カゴの鳥にする気か、ふざけてる」と、ご立腹らしい。
つまりダンナ側としては、離婚する気はあんまりないわけで、
自分の浮気からはじまってずっと揉めていることに疲れているらしく、
嫁の行動が怪しくても、家事育児をちゃんとやってくれてる分には、
見て見ぬフリをしようとしていたのだけど、やっぱり外泊なんかされると、
さすがに黙ってはいられない。学校にいく子どもたちをほったらかしだから。
職場放棄・・と、いうようなことらしいのだった。

「本人はどうしたいの?」
彼氏が頼りにならないことは、もうわかってる。
でも、彼氏といるのが一番楽しいから一緒にいたいし、
そのことで周囲につべこべ言われたくはない。
今婚家を出れば生活できないから、出て行けといわれない限りは出ない。
もういろんなことがめんどくさい。なんかいろいろどうでもいい。

・・・というような状況。友だちにできることはなんなんだ、いったい。
「彼氏と別れろ」「せめてもっとわかんないようにやれ」「離婚して自活しろ。筋通せ」
なんだかどれも実効性がない。本人にその気がないから。

見守るしかないのではないか、頼られたら聞いてやるしかないのではないか。
少なくとも自暴自棄になってこれ以上暴走しないようにだけ、歯止めをかけて。
結局そういうことになってしまう。

案外、この熱病みたいな一時期を乗り切れたら、
落ち着いてまた何ごともなかったように、元鞘で暮らし始めるのではないか。
もとのような仲良しの夫婦には戻れないにしても、
お互いに生活を補い合ってビジネスライクにでも暮らし続けて、
いつかお互いに年寄りになったら、ふたりで縁側でお茶でも飲みながら、
「若い頃はいろいろあったねぇ」なんてしみじみ言ってるのかもしれない。
そうなってみると、「やったもん勝ち」なのかもしれないねぇ(ぉぃぉぃ)。

なにがどうなれば幸せなんだか、よくわからなくなってくるのだった。
by michiko0604 | 2007-11-08 00:02 | 雑記 | Trackback