IE9ピン留め

TVドラマ「ラスト・フレンズ」 最終回

メモに書いたことの、繰り返しになる部分もありますが。

最終回が、ドラマとしてどうだったかっていうと、やっぱり微妙かな、と。
9話までの緊迫感はどこへやら、グダグダでスカスカ。
やっぱり、この話の真の主役はDV男だったんですな。
あの事故と出産の、無駄な引き延ばしがなかったら、30分くらいで終わっちゃうのでは。
それでもこれで良かったと思うのは、既に自分が、ドラマを楽しむよりも、
彼らを応援する人になっていたからかもしれません。

ミチルちゃんが、ひとりで頑張って赤ちゃんを育てる・・と言っても無理ですよね、きっと。
「お母さんみたいにはならない」って言ってたけど、二の舞じゃないかなー。
ひとりで頑張ることに疲れて、寂しくなって、恋愛を求めて、子どもが二の次になるか。
(いや、これもひとつの生き方ですけどね。若い人は許せないかもしれないけど) 
もしくは、子どもにべったりと寄りかかって子どもの重荷になるか。
後半に来てやっとわかりました。ミチルちゃんの、あのイライラさせられる感じ。
なんとなくだらしなく崩れた感じ、甘ったれで寂しがりで馬鹿っぽくて、
なんでこんな女の子がヒロインなのか、と思って来たのですが。
同性からの目は厳しくても、男性からはたまらなく可愛いのかもしれないですな。
弱くて頭悪くても、面倒を見てくれる人に見つけてもらって、庇護されて生きる。
これは、そんなにレアな生き方ってわけでもないのかも。

タケルの幸せは、ルカと二人で暮らすことで完成させられたかも。
でも、ルカにとってはそれでは足りないわけで、ルカのためにミチルを探しに行く。
タケルの優しさでもあり、自信のなさ、ヘタレさでもあるわけだ。力不足ってヤツですね。
最後に赤ちゃんを抱いて「パパですよ~」には、微笑ましいより痛ましかった。
自分の力で世界を作る自信のない彼だから、こうしてとめどなく優しくなっていくのか。
彼はこうして、損なわれた痛みをなだめ、共生しつつ、少しずつ未来に自分を運ぶ。
よわよわに見えてもしなやかで強い。なんか最後には崇高に見えてきた。
ルカは、タケルに会えて、愛されて良かったですね。

エリィとオグリンは、あっさりだったけど、これも良かった。
子どももいなかったし、この結末は申し分なし。

4人の暮らしが、いつまで幸せに続くかは勿論わかんないわけです。
タケルがトラウマを克服して、一般的な恋人ができて卒業(?)してくかもしれないし。
ほかの人でなくルカを求めて、ぶん殴られて崩壊するかもしれないし。
ルカが、心身とも愛し合えるパートナーを見つけるかもしれないし。
彼らの間で育つルミちゃんが、どんなに可愛がられて育っても、幸せとは限らない。
ほかの家庭と違う、ということは、今はまだ子どもを育てる環境としてハンデがでかい。

だから私にできることといえば、マイノリティーな人々に出会ったときに、
生理的にはまだ引いちゃうかもしれないんだけども、
それでも、偏見を持たずに接せられるように努力すること。なのではないかと思います。

最後の特別編、楽しみですわ。

by michiko0604 | 2008-06-22 17:22 | 映画・TV | Trackback | Comments(0)

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