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11月読書記録メモ

今月は結構単独でレビューしたので、要らないかなと思ったんだけど、
この形、後から見るときに意外と自分がわかりやすいので。

・「密謀」藤沢周平 

・「ファミリーポートレイト」桜庭一樹 

・「空飛ぶタイヤ」 池井戸潤

・「玉手箱」 小手毬るい


以上レビュー済。

・「愛がなんだ」 角田光代

  片思いの男子をとことん最優先する、お馬鹿な女の子の直球大暴走。
  いやもう、これは痛い、これは困るわ(苦笑
  馬鹿すぎて痛すぎて滑稽で笑うしかないが、時に笑えない。
  男子女子と言っても20代後半、笑ってる場合じゃないだろ。
  最後はちょっと頑張るが、頑張る方向が間違ってる。
  相手の男がまた、どうしようもない。
  思いやりも想像力もなく、無意識の最悪さ。ビジュアルもしょぼいらしい。
  客観的にみればアホとしか言いようがないのに、
  恋する気持ちの盲目ぶりは唖然とするほど。上手いですねえ、角田さん。
  悪趣味に強調されてはいても、女子の心に共感が数ミリ生まれるのだろう。
  面白いですよ。

で、全部かな。
今は宮部みゆき「楽園」の上巻を読み始めたところ。
次の図書館デーは金曜日の予定です。
by michiko0604 | 2009-11-30 23:30 | | Trackback