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功名が辻

今日はついに本能寺の変でした。
数限りなくドラマにも小説にもとりあげられてる題材ですけどね。
今回はかなり思いいれを持って観ました。
大河ドラマって、ここのところ観ていなかったんだけども、ちゃんと観ればおもしろいですね。
最初配役聞いたとき、仲間由紀恵以外は随分年取った人が多いな~、華足りなくないか、
お市様ファンなんだけど、大地真央とかきれいだけどおばさんだし、
浅野ゆう子も同上だし、信長は舘ひろしかよ?西武警察かよ。
明智光秀とかも、歌舞伎の人だということしかわからなくて、
なんだこのおじさん、なんだこののっぺりした感じ、みたいな、
つまりキャラ萌え的な期待はしていなかったのだが、
やはり観続けているうちには馴染んで情もうつり、
この人でなくては!的な気分になってくるのが不思議だ。
光秀は今も確かにおじさんにしかみえないが、それでも尚、
いかにも教養ありげなオトナな感じと、立ち居振る舞いの優雅さが魅力的で素敵だ。
「細川ガラシャ夫人」@三浦綾子 で予習した感じでも、光秀自体が典雅人だし。
少し年増にはなったが、まだまだかわいい和久井映見の濃姫との、
ちょっとせつないラブストーリーが、とってもいい感じでした。
「功名が辻」では、残念ながらそれらがストーリーの主ではないので、
最初の15分くらいでさらさらと終わっちゃって、ちょっと物足りなかったですかね。
懐刀みたいなのを振り回して5,6人斬り倒してた濃姫には、
「明智の兵隊弱くないか!?つか濃姫強すぎだろ!!?」とどうしても思いましたし
濃姫が撃たれて倒れる最期のときに、光秀が現れて目と目を見交わすとか、
「そんなわけあるかー!」みたいなベタな演出はあったんですけど。
まぁ、しょうがないです。
「功名が辻」はまだ読めないのだけど、「国盗り物語」は作者さんが同じで解釈も同じなので、
これからまたたっぷり堪能させてもらおうと思う。
今読んでるあたりはまだ、光秀も出世街道第一歩くらいだし。がんばれ光秀。
結果は見えてるけど。

大切なのは、結果なのか過程なのか(悩)。
卑近な連想もしてしまったが、現代の、しかも一介のシュフが、なぞらえられるものでもなし。
by michiko0604 | 2006-06-11 23:43 | TVドラマ | Trackback