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バイオリズム

暖かいからか冬だからなのか、野菜がとても甘くて美味しい。
大根とかニンジンとか、キャベツとかほうれん草とか。
さっくり包丁を入れただけで、大根なんかジュース飛び散る勢い。
おでんの下ごしらえに皮をむきながら、切れ端をかじったり。それがまた甘い。

それが昨夜の話で、今日は煮上がったおでんを肴に、
ちょっと余分に梅酒を飲んじゃって、久々にちょい酔っ払った。
たぶん少しナーバスだったから、これもたまには必要なこと。
感覚が鈍って、もうナーバスの実感はない。観念だけ。

夜中に目が覚めたのだ、理由もなく。二時間足らず眠ったばかりで。
身体が冷たく、腰と背中がだるく痛んで、寝ていることができなくなった。
そんなことは今までになく、少しばかりあせった。
で、起きて風呂にはいった。身体を伸ばしてよくよくあったまって。
それで時間は中途半端になっちゃったけど、そのあとはよく眠れた。
こんな贅沢が出来る環境で良かった。

昔幸せだった時期を懐かしんでいたような感じ。
今はもういない猫とか。もっとこどもが小さかった頃の、他愛ないじゃれあいとか。
今が不幸というわけではないのに、そういう、二度と会えない、戻ってこないものに、
切々たるフラッシュバックがかかって、それはもう暴力的なまでに。

ナーバスの輪郭をなぞってみれば、多分そんな感じだ。比喩として。

だからこれは一過性だから、こうして鎮静剤を入れてやり過ごす。
谷底に落ちたときでも、前向いていたいでしょ。
by michiko0604 | 2007-02-16 00:48 | 雑記 | Trackback