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ちょっと散漫な徒然。オチはない

昨日までのちょっとした心配事が解決し、今日は普通に機嫌がよかった。

それと全然関係ないが、昨夜遅く、北国の若い友人が、
結局彼氏と別れるという話を聞く。誰に相談しても、別れろと言われるらしい。
話を聞いて、私も、もうそれは仕方ないなと思った。詳細は略すが。

今書こうと思ったのは、人の心のうらがえる瞬間のこと。
このところ2回続けて、相手に強く望まれて付き合い始めたのに、
特に目に見える理由もないまま、主観的には全く唐突に
相手の気持ちが変わってしまって連絡も途切れがちになってしまうという話を聞いた。
納得行かないまま否応なく、出口の見えないトンネルに放り込まれてしまったように、
彼女らの苦しみの過酷さは聞いていても喉がつまる。
今回のことはそれとは違って、少なくとも何がきっかけでそうなったかはわかっているし、
話し合いの場ももたれることになるらしいので、結局終わるということが覆らないならば
何もわからないでいるよりはマシかもしれない。

ただ、以前別れ話が出たときには、夜に朝に泣いて電話してきて、
どうしてもダメ、どうしても別れたくない、と取りすがってきた彼氏が、
今回はもう、別れようと一点張りなのだという、そのターニングポイントはなんだったのか、
やっぱり、蓄積したものがあったんだろうなと、実は思った。
彼女の仕打ちは、私がもしも彼ならば耐えられないと思うものがいくつもあった。
人の彼氏をどうこう言ってもしょうがないが、聞く限りやっぱりダメ男だと思う。
それでも、気難しい彼女を上手に扱い、大事に愛してくれていた。
それだけで、他のこまごましたダメさは帳消しと思ったくらい。
だから、それがなくなったら、もう何もない。

大昔、テレビの恋愛バラエティの話題から発展して、浮気許せるかどうか。
「もしもその時その相手が大好きで、かわりは考えられなくて離れられなければ、
 その時はたぶん許さざるを得ない。
 でもたぶん、心から許すことはできないし、忘れることはもっとできない。
 一緒にいながら少しずつ気持ちをさまし、離れられる日を待つと思う」
彼女が浮気をしたということではないが、これは結構色々あてはまると思う。

「第三の時効」の中の作品のひとつで、犯人の女性がこう述懐するシーンがある。
「夫を憎んでいたわけではないけど。長くいればわかる、私を女とみてるのか、
 モノとしてみてるのか」
それを聞いて、例の冷血楠見さんは目を泳がせる。
彼には、それが夫を殺す動機になりうることが、理解できない。
こういう記述が入るところが、また好き。私にはものすごく理解できる。
読者にそう思わせたら、もう勝利は間近だ。

結局オチはつきませんでした。すいません(なんとなく)。
by michiko0604 | 2007-03-17 02:12 | 雑記 | Trackback