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TVドラマ「イノセント・ラヴ」 第5話

初回15分くらい見たっきりでリタイヤし切っていましたが、
全くもってたまたま、この回は全部見ました。
いや、なにげに結構おもしろいんじゃないですか?

「女の子が義父に性的虐待を受けて心を病んだ果てに殺害、記憶を失う。
 義兄は妹をかばって罪を被る」
みたいなお話でしたら、そのバリエーションを50回くらいは
既に見たり聞いたり読んだりしてるような気がするんですが。
初回からそんなフラグ立ってましたが、まぁ全然違うかも知れないしね。

この話に感情移入するためには、やはり何がどうでも、
後光が射すほどにも清らかそうな、みんなに愛されてるあのカレシに、
自分もまた、1ミリでも2ミリでも好意的な気持ちを持てなければどうにもならない。
初回ではそれでつまづきました。
だって私は、19とゆずの区別もいまだにつかない芸能音痴、
どなたですか、あの堀北の相手役の、地味でしょぼい、見たことも無い若者は。
イノセントの象徴として、手垢のついてない初々しい人をわざわざ選んで
キャスティングしたのかもしれないが、インパクトが全然ないじゃないか。
私は多分、今あの人に町で会ってもわからない。地味すぎて覚えられん。
お好きな方はすいません。

だからぜんぜんもう見る気がなかったんですけど、
出会いがしら的に見てみたら、なんだか見入っちゃったんですよね。
4話半分のブランクがあっても大して影響はなく、
筋はとってもわかりやすかったですし。展開も予定調和で見やすいし。
相手役の北川さん(役名わからん・・)も、なんかそれほど聖人でもなく、
ちょっと気持ち悪い人みたいなので(すいません)、
それなら別にあれでもいいかも、却ってあんなんでもいいのかも(すいません)。

まぁね、細かいところは突っ込んじゃったけど。
特に、いきなり第三者が「カルテ見せてくれ」なんて言ったって、
見せるわけないじゃないか、受診したかどうかも原則教えられないんだぞ、と、
医療機関勤務者の端くれとして、その辺はちょっとチリッとしたが、
こういうのは、突っ込むこと自体を楽しんでも良いレベルか。

福士誠治さんも良い役ですしね、あの記者さんも好きな人です。
今後、予想外の展開がもし起こったらそれはそれで驚くが、
予想通りの筋立てがこのあと進むとしても、そのまま見せていただこうかと、
今はそんな気分になっております。つまり続けて見てみようかと。
by michiko0604 | 2008-11-19 01:11 | TVドラマ | Trackback